「風に立つ」興梠みさ子
興梠みさ子のみずみずしい俳句は、西村和子に「興梠さんは、素直な俳句を詠む人。季語の本質をよく捉えている」と認められました。
作品紹介
「風に立つ」興梠みさ子
作句・朗読 興梠みさ子
作曲・ギター 中村ヨシミツ
歌 三原ミユキ
朗読 長谷川玲子
「興梠さんは、素直な俳句を詠む人。季語の本質をよく捉えている」西村和子
「2018年にNECという難病の宣告を受け、希望を失いかけました。闘病生活はとても苦しいものですが、自分には俳句があると気づき、生きた証を残したい。と思うようになりました。」興梠みさ子
令和元年の春から立秋にかけて、病床で詠んだ50句を収録しました。50句の朗読および、俳句を歌詞にした歌6曲を中村ヨシミツ作曲で収録。
冒頭の「ものの芽」は興梠みさ子本人による朗読で、8月に福岡市内の病室にて録音しました。表紙と付録Youtube映像の写真はすべて興梠みさ子の撮影によるもの。
2019年10月1日リリース
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興梠みさ子プロフィール
興梠みさ子(こうろき みさこ) 俳号 みそまめ
(旧姓 岡村)
昭和31年2月15日 大分県別府市で生まれる
中津市・再び別府市・東京で暮らし、別府市に戻る
小学校の途中で熊本県阿蘇郡へ
昭和43年 熊本県阿蘇町立永水小学校卒業
昭和46年 大分県別府市立青山中学校卒業
昭和49年 大分県立別府青山高等学校卒業
昭和51年 長崎外国語短期大学英語科卒業
大分市で子どもに英語を教える仕事に就く
昭和55年 結婚で宮崎県延岡市へ、3人の男の子を育てる
別府市の母の近くに住んだ後、夫の仕事の都合で福岡市へ転居
平成27年 NHKラジオ「文芸選評」に投句を始める
「NHK俳句」に投句を始める
3月、盲腸の診断で手術
術後の生検でカルチノイドとの診断を受ける
平成30年 インターネット句会「俳句の広場ラ・セゾン」参加
「フェイスブック俳句会」参加
10月、「NEC」という希少がんとわかる
令和元年9月 句集「海からの風」刊行
令和元年11月 句集「律の調」刊行
CD収録曲
01 ものの芽(興梠みさ子朗読)
02 花柘榴
03 時計草(朗読)
04 クジラの歌
05 花泥棒(朗読)
06 ケセラケセラ
07 蝉時雨(朗読)
08 向日葵
09 雲の峰(朗読)
10 夜の秋
11 晩夏光(朗読)
12 オランダ坂
13 盆の月(朗読)
(全18分39秒)
演者プロフィール
中村ヨシミツ 作曲・ギター
クラシックをはじめ、様々な音楽の演奏やギター教本、編集のアレンジなどを手がける。役者や舞踏家、尺八や三味線、太鼓などと即響演奏をするうちに、「魂のギター」「即響のギタリスト」と呼ばれる。作曲家としても数多くの名曲があり、高く評価されている。
三原ミユキ 歌
京都市立芸術大学音楽学部声楽科卒業。シャンソン、カンツォーネ、日本の歌(童謡・唱歌・演歌・ポピュラー)、ラテン、中村ヨシミツオリジナル他、幅広いレパートリーを歌う。阿木燿子と宇崎竜童の「フラメンコ曽根崎心中」東京・大阪・長岡公演でお初の歌を担当。
長谷川玲子 朗読
元静岡放送アナウンサー、報道記者の経験もあり幅広い声の仕事に定評がある。静岡県を中心にテレビやラジオ番組に多数出演。舎鐘代表取締役、東京経営短期大学特任准教授。
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